豊岡西霊苑情報をお伝えしています。

おおきた石材店 代表 大北和彦
〇 お墓ディレクター1級
〇 墓地管理士
〇 1級石材施工技能士
〇 技能顕功賞
〇 (一社)日本石材産業協会正会員
おおきた石材店
昭和の初めより3代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。

お墓を建てる上で大事なのは、「基礎工事」。
このことは以前から、繰り返しお伝えしている通りです。
特に
B区画、C区画は区画によっては、通路よりかなり高い場所になることがあります。

こういう区画ですが、

斜面に墓地が造成されているので、エリアによっては、通路より高いエリアがあります。
高いエリアはこの通路と墓地区画を仕切っているコンクリートの壁が50年くらい経過しているので、かなり劣化しており、新しい墓地を建てる場合は基本的に新しくコンクリート工事が必要になってきます。

このように、古いコンクリートの上にお墓の石が乗る状態になるので、そのまま建ててしまうと、古いコンクリートの上に、新しい石が乗ることになり、明らかに施工不良の原因となります。
コンクリートは劣化が石よりも早く、法定耐用年数は「47年」と言われていますが、この西霊苑はいたるところで、ひび割れ、剥離、傾斜などが発生しており、また、鉄筋が入っていないので、おそらくすでに耐用年数は経過していると思われます。


このように、鉄筋が入っていないので、前に開いて、倒れそうになっています。
明らかに、この上にお墓を建てるのは、問題があります。
という理由で、かなり大変な基礎工事が必要となります。
その分、工事費用も多めにかかります。
今はやりのフルフラットの「バリアフリー式の墓地」も作ることはかなり難しいと思われます。
というわけで、豊岡西霊苑、特にB区画、C区画の一部の墓地は、まず選ばない方が無難です。
選んでしまったら、他の墓地よりも費用が多めに必要、ということを知っておいてください。
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